一昨年のお盆のシーズンに有名な福島県のいわき市に有る巨大なリゾートテーマパークである「スパリゾートハワイアン」とお隣の県である栃木県の那須温泉郷に有るユニークな温泉地の「北温泉」に家族旅行で行ってまいりました。
家族総勢で本人夫婦と子供たちの其の孫たちで、全員で7人の大家族でした。先ず、スパリゾートハワイアンズというのはテレビのコマーシャルなどでもお馴染みになっていますが福島県いわき市湯本地区にある有名なリゾート地で、元々はいわき市湯本というところは奈良時代の古くから開けた温泉地で、大昔は日本の三大古湯とも言われたところです。
首都圏からですので、田舎までの所要時間は3時間少々、午前の間に墓参を済ませたあとは、かの有名な「スパリゾ-トハワイアン」です。孫たちは大ハシャギ、館内では有名なロシアのボリショイサーカスが出演していました。色々な種類のプールや滑り台もあり、我々は荷物当番として待機しており、孫たちが代わる代わる来ては楽しそうに報告をしてくれました。食べるものに困ることはなく、カレーやラーメン、ピザにハンバーガーなど子供たちの好きなものばかりでした。孫の希望でみんなでプリクラを撮ったり、とても楽しい一日となりました。お母さんには内緒ね、とコインゲームを次男と一緒にしたのも良い思い出です。
1日目の宿泊先は、地元のいわき湯本温泉の旅館に宿泊(伊勢屋旅館)、海の幸がワンサカ大盛りで、我等も大盛り上がりでした。第2日目の泊りは、那須高原へ!奥那須温泉の「北温泉」と言うところに泊まりました。山の中の車の専用道路が敷かれている一軒宿で、尚且つ、宿まではホボ1kmの道を徒歩で行かなければなりません。更に、宿屋へ着いてびっくり、まるで江戸時代の建物のようなのです。我等は、廊下がギシギシきしむような所を通って部屋に案内されましたが、部屋は畳敷きのまともな部屋でした。
息子が言うには「車に例えるなら、普通のポンコツ車とクラシックカーの違いだね」と言っていました。確かに、江戸時代の生活雰囲気を味わっているようなので、真に貴重な経験をさせてもらいました。温泉は庭先に大プールのような浴槽があり、他にも多数有りました。確かに、江戸時代の生活雰囲気を味わっているようなので、真に貴重な経験でした。温泉は旅館の裏側から大量に湧き出ていて有り余るほど、ただ、欠点は何しろ熱い!ただ、温泉プールの湯温度は最適でした。
旅の翌日でしたが、旅の疲れ、特に昨日のスパリゾ-トハワイアンでのプール遊びで身体の疲れと冷えたのが禍して、孫娘が発熱で喘息を出しましたが、そこは地元のいわき市の実家で田舎の勝手知ったるところでしたので、隣街の大病院で休日診療にて軽度で即回復できて良かったです。次の日の朝にはすっかり落ち着いて元気になっていたので安心しました。
その後、磐越道を走っている時、チョットの時間を利用して阿武隈山系にある有名な「あぶくま洞」見物でしたが、この時、見物終了後の食事中に地震が発生、この辺りは震度4でしたが、洞窟の中でなくホッと胸をなでおろしました。もともと、近年では福島沖では地震が多く発生している地域でもあり、このようにハプニングも発生したのには驚きました。
帰路は、車での我等年寄り夫婦を残して、子供、孫達は新幹線に乗りたいというので、予定外の宇都宮から新幹線で東京まで帰りました。我ら夫婦はそのまま東北道で圏央道から帰途に付きました。今回の2泊3日の旅は、概ねは家族たちには、特に孫たちには内緒であり、つまりミステリーとハプニングの旅でありましたが、家族で墓参もして、全員大いに驚きながら大満足の旅行でした。