バス旅行に一人参加で派手に転倒!はずかしかった。
By - Last updated: 水曜日, 7月 24, 2019 - Save & Share -

冬の白川郷の合掌造りが見たくて、3年ほど前の2月に岐阜県の飛騨高山に1泊2日のバス旅行(バスツアー)に一人で参加しました。一日目は、道の駅の風穴の里(水殿ダム近辺)やアルプス街道ドライブインに寄り、白川郷に到着しました。白川郷では展望台や和田家を見学して、夜になってから飛騨の里で明かりの灯る合掌づくりの民家を見て、飛騨高山グランティアに宿泊しました。2日目は高山の朝市や古い町並みを見学し、その後、城山公園や氷点下の森などを見てまわりました。

白川郷の合掌造りは、当時はまだインバウンドの外国人も少なく、人は多かったですが風情ある感じで見学できてよかったです。昨今では外国人にとても人気だそうで、展望台は入場制限もあるらしく良い時に行けたと思っています。食事は1日目の昼は飛騨そばを食べました。飛騨産のそば粉を使った手打ちですが、特に普通のそばと変わったところはないように思えました。

夕飯はホテルではなく、「まつりの森」というミュージアムやレストラン、お土産店などがある観光スポットの和食店でしゃぶしゃぶを食べました。翌日は氷点下の森を見ましたが、巨大な氷柱以外はあまり見るものがありませんでした。その後、がん封じ寺や加子母明治座という、地味なスポットを巡りましたが、メインは白川郷だったのでトータルでは満足しました。

3.白川郷.jpg

行き帰りのバスが長時間なので、隣の人に長々と話しかけられたら嫌だなと思いましたが、とても静かでマナーをわきまえている女性だったので快適に過ごすことができました。お互いにひとり参加であり、慣れていらっしゃるのか寝ているか、席を立つ際は「失礼します」など声掛けもあり、居心地の悪さは感じませんでした。

印象に残ったできごとは、しゃぶしゃぶの夕食の時のことです。ツアーなので、バイキング形式で、前の方に置かれている大皿に盛り付けられた肉や野菜などを、各自が小皿を持って取りに行くのですが、高齢の女性たちが我先にと人を押しのけるように取り合いをしているのが印象的でした。女性が多いので肉より野菜があっという間になくなってしまい、私は最後の方に並んでいたので野菜がなくなってしまい、仕方ないかとあきらめていましたが、係の人が途中で野菜を追加してくれたので、無事にしゃぶしゃぶを楽しめました。

また、宿泊したホテルはうれしいことに温泉だったので、夜に3回入りに行きました。夕飯が早めの時刻に終了し、ツアー解散後のホテルの部屋の時間が長く、一人でお酒を飲みながらのんびりと過ごすことができました。

怖かったことと言えば、冬の長距離移動のバスの中でマスクもしないで大きな咳を何度もしている人がいたことです。自分はカゼはひいていませんでしたが、防御用にマスクを持っていたので、移動中はずっとマスクをしたままでしたが、もしもマスクを忘れていたらと思うと、仕事にも影響してくることなので怖かったです。

失敗したことは氷点下の森で地面が凍っていて、靴の裏に滑り止めの金具を付けていたのにも関わらず、滑って派手に転んでしまったことです。まわりの人は見て見ぬフリをしてくれていましたが、とても痛かったです。添乗員さんも見ていましたが、見て見ぬフリをされました。せめて「大丈夫ですか」など、何か声をかけてくれてもよかったのでは…と思います。幸い大きなけがになはなりませんでしたが、座る時に腰のあたりが少し痛かったです。

感動したことは、見たかった雪の白川郷の景色を展望台から見ることができたことです。近くでも見ましたが、今でも白川郷では藁葺き屋根の家に普通に人が住んでいるので、近代的なものがあったり、近くに自動車が置いてあったり、近すぎると風情が薄れるので、やはり展望台から見るのが一番だと思います。

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